「畑に植えている品種には耐病性がない」そう考えていましたがそれは勘違いでした。
品種説明のページには書いていないのですが、タキイのWebサイトをよくよく調べてみると、ピーマンの「京波」と「エース」は幾つかのウイルスに対して抵抗性を持っているようです。
●耐病性記号表記の変更のおしらせ(タキイ)
http://www.takii.co.jp/tsk/shohin/mark.html
●ピーマン「京波」の耐病性ウイルス
・タバコモザイクウイルス:TMV
・トマトモザイクウイルス:ToMV
・青枯れ病:B
●ピーマン「エース」の耐病性ウイルス
・タバコモザイクウイルス:TMV
・トマトモザイクウイルス:ToMV
畑のトウガラシ類9品種のうち、耐病性が確認できたものはこれら2品種だけです。
つまりこの2品種に現在モザイク病の症状が出ているなら、羅患しているウイルスは抵抗性のあるもの以外ということになります。
やはりトウガラシ類のモザイク病であるトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)が怪しいですかね。
では、この市民農園にトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)に抵抗性のある品種を植えるとどうなるのでしょうか。
もし、何ごともなく育つのであれば土着のウイルスを一つ特定できます。
是非試してみたいですね。
しかしもう苗は売っていませんし、種から育てても定植は2ヶ月後の晩夏になってしまいます。
でも、面白そうなので試してみましょう。
タキイのタネでPMMoVに抵抗性のある品種は「京鈴」「京ひかり」「TM鈴波」ですね。
種はまだ売っているでしょうか。
早速探してみます。
「収穫ヤッホイ!!」というサイトにしたかったのですが、良からぬ方向に進んでいます。
こうやって知らないことを探るのも楽しいので良しとしましょう。