またしてもコガネムシの幼虫の被害です。
今度は落花生。
生長が遅いなぁとは思っていたのですが、突然枯れてしまいました。
このパターンはもうお馴染みネキリムシです。
案の定、茎を引っ張るとスポッと抜けました。
GFオルトラン粒状を使っていたのですが・・・。
オルトランはアブラムシだけではなくネキリムシにも効果があるとされています。
根の食害を受けた後にオルトランを散布したため間に合わなかった万願寺とうがらしとは違い、この落花生は定植時に散布しています。
これはどういうことなのでしょうか?
●定植時(間引き前)
●数日前(定植1ヶ月後)
1ヶ月経ってもほとんど生長していないのでうまく根が張れなかったのでしょう。
抜いた根も細いままです。
とすると、オルトランの成分を吸収することが出来なかったのかもしれません。
今気づいたのですが、定植時の株元に散布したオルトラン少なすぎでしたね。
当時はオルトランをおっかなびっくり使っていたので、かなり少なめにしていたようです。
それに右隣の後から植えた落花生もまだオルトランが溶けずに残っていますね。
この苗は10日ほど前に定植したものです。
空梅雨で全くと言っていいほど雨がふらない上に、基本は株元ではなく畦に水やりをする方針のため、これが裏目に出たようです。
オルトラン散布後に株元に少しだけ水を差し、「後は雨に任せよう、どうせ梅雨だしね」と思ったのが間違いでした。
ということで、
・一見問題なさそうでも、生長が極端に遅いならネキリムシを疑え
・オルトランは散布後に水やりで見えなくなるまで溶かすこと
・浸透移行性の農薬は根に吸収させるまでが散布
・農薬は少なくてもダメ
覚えておきます。
早速予備苗に植え替えました。
やはりコガネムシは土作りの段階で徹底的に退治をしないと抑えきれませんね。
来年はしっかりやります。