畑のピーマン「京波」、子供ピーマン、ハラペーニョ撤収

9月も後半に入りました。
市民農園の生育不良の株を撤収しましょう。

撤収したのはピーマン「京波」、子供ピーマン、ハラペーニョ。
すべてモザイク病らしき病気に罹患しています。
数十年にわたり連作に連作を重ねる市民農園はどうしても病気が多くなります。
このため、収穫に影響がでない病気かどうかを見極めるという後ろ向きの判断も必要になります。

さてそんな思いで畑に残してきたこの3株ですが、さすがにあきらめざるを得ない状況になってきました。

症状はすべて同じ。

・はじめに葉にモザイク状のムラができる
・節間が極端に詰まる
・葉が細くなり、波打つ
・葉の表面がざらつく

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樹勢はそれなりにあるのですが、これらの症状が出たときは正常な収穫ができないということですね。
次回は即撤収してしまいましょう。

個別にみていきましょう。

ハラペーニョ

収穫:0個

わずかに小さい実ができていますが、収穫には至りませんでした。

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ピーマン「京波」

収穫:38個

当初はおいしい実をつけてくれたのですが、7月中旬の罹患後にずんぐりとした異形実をつけるようになってしまいました。
食べれないことはないのですが食感が固くおいしくありません。

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こどもピーマン

収穫:21個

こちらもはじめは順調だったのですが、7月中旬から様子がおかしくなりました。
たまに実をつけるのですが大きくなりません。

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7月であればまだ別の夏野菜を植えることができますので、粘らずに抜いてしまったほうが正解でしたね。

なお、同じ症状でも実をつけている株もあります。
鷹の爪です。

鷹の爪

このとおり豊作です。

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そろそろ初収穫を、と思いましたが・・・。

よく見てみるとカメムシだらけ。
うじゃうじゃいます。

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すでに変色しているものも。

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ベランダ菜園でも何株か育てていますので、畑の鷹の爪はもう期待しないでおきましょう。

つくづく市民農園は厳しい環境だなぁ、と。