2016/04/29 激辛系トウガラシは強風で壊滅

生育状況が悪い激辛系トウガラシですが、強風にトドメを刺されてしまいました。

強風襲来

これから気温が上がるため、密かに奇跡的な復活を期待していた激辛系トウガラシですが、GWの初日に脆くも打ち砕かれました。

台風並みの低気圧のおかげで10m/sを超える強風が吹いています。
自転車は倒れ、木から小枝や若葉が降り、信号機が揺れるという強烈な風です。
時折歩けなくなるほどですので瞬間風速はもっといっているのでしょう。

新緑の桜もこの有様。
葉が全て裏返り、異様な姿に。

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被害状況は?

畑が気になって行ってみると案の定。

ジョロキア

ほとんどの葉がちぎれて、3枚しか残っていません。

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ハバネロ・レッド

葉が引き裂かれています。

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ハバネロ・オレンジ

ジョロキア同様に多くの葉を失っています。

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ハラペーニョ

葉が折れています。
いずれちぎれてしまうでしょう。

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タバスコ

こちらも葉が折れて幾つかはちぎれています。

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まだ強風が収まったわけではありません。
おそらくこれからも更なるダメージを受けるでしょう。

残念ですが、撤収を前提に次の準備を始めておいたほうが良さそうです。

そんななかでも比較的被害が少ないのは、日本でお馴染みの品種。

シシトウ

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鷹の爪

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島トウガラシ

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これらはまだ大丈夫そうですね。

市民農園には支柱にビニールを張った風除けをつけている畑があるのですが、その風除けごと風に持っていかれています。
今回の強風は風除けでどうにかなるレベルではなかったようです。

ただし、トマトやナスなどトウガラシと同じナス科でも既に30cm程度に育ったものは支柱だけでなんとか風に耐えています。
スタート出遅れの影響がここにも・・・。

やはりポリポットで苗がしっかりするまで育ててから定植した方が良かったですね。
気温が上昇するGW頃に十分生長した苗を用意するとなると、生長の遅いトウガラシでは苗購入でも間に合わず、寒いうちから自分で発芽させないといけない計算になります。
2月3月から保温器を使って発芽させようとする方が多いのはそういうことだったんですね。
なるほどなぁ。

今後の対応

新しい苗を買ってきてしばらくはベランダで育てましょう。
今度は気温が本格的に上昇してから定植します。
それまではダメージを受けたトウガラシがどのように朽ちていくのか見ていきます。
悲しいですが、失敗も経験ですので。