畑のハバネロ・レッドが突然枯れ始めました。
なぜ枯れる?
この苗は低温と強風でボロボロになってしまったため、予備苗が育ち次第撤収する予定だったのですが、それにしても突然に枯れています。
下の葉から枯れ始めています。
しっかり確認してみたのですが、虫はついていません。
マルチの効果で十分に湿っているため、水不足でもありません。
そして他のトウガラシはそのような症状がでていません。
いったいどうなってしまったのでしょうか?
原因はいろいろ考えられますが、一番怪しいのは低温。
実はここ2日、夜の気温が10度程度まで下がっていたのです。
心配になってはいたのですが、内心「案の定」という思いもあります。
育成温度は18℃以上と国産のとうがらしより寒さに弱く、さらに既に弱り切っていた苗ですので、低温の影響が強くでたのかもしれません。
実験してみよう
今日撤収しても良かったのですが、少しだけ実験をしてみます。
この苗は葉の多くを強風で失っているため、本来摘むはずの脇芽をあえて残していました。
脇芽の葉で延命をさせようかと思ったのです。
しかし、今回は脇芽を全て取ってしまいます。
これで下半分の葉は全てなくなりました。
さらにつぼみも全て取り去ります。
生長中の脇芽やつぼみは弱り切った苗の負担になります。
負担になるものを全て取り払ったらどうなるでしょうか。
余力を集中すれば、もしかしたら・・・。
そんな実験です。
このまま数日間放置してみます。
その頃には植え替えの苗も出来上がるでしょう。