先日一番果を収穫し順調だった万願寺トウガラシ。
残念ながら撤収しました。
ここ数日しおれ気味の症状が出ていたのですが・・・。
茎をつまんで持ち上げてみるとズッズッと地面ごと動きます。
これは根がなくなっている証拠です。
更に水をやると茎周囲の土が吸い込まれていきます。
これは地中に空洞があるということです。
明らかにネキリムシの食害ですね。
もうこうなるとどうしようもありません。
抜いてしまいましょう。
案の定この通り、根がありません。
更に周囲を掘ってみると、いましたヤツです。
コガネムシの幼虫。
9日前にオルトランを撒いたはずなのですが、ネキリムシはめっぽう活きがいいです。
これはどういうことなのでしょうか?
よく考えてみると簡単なことなのですが、オルトランは植物に吸収されてはじめて食害を防ぐことが出来ます。
先に根の食害を受けて根がオルトランを吸収できなかったらどうなるでしょうか?
まったく薬の効果がでないのです。
つまり、ネキリムシの食害が出てからオルトランを散布しても時すでに遅し。
この市民農園ではネキリムシがいるという前提ではじめから農薬を使わないといけないのですね。
もうガッカリです。