激辛系トウガラシの生育状況が極めて芳しくありません。
虫にウイルスをもらったのでしょうか、萎縮/変色/枯れが発生しています。
既に手遅れの感もありますが、虫対策をしてみます。
牛乳スプレー
アブラムシやハダニの駆除方法として牛乳をスプレーするとよい、という話を聞きました。
牛乳の膜で虫が窒息死するのだそうです。
早速試してみましょう。
効果は?
トウガラシに付いた虫は2種類確認しています。
まず謎虫。
吹きかけてしばらくすると動かなくなり、牛乳と一緒に落ちていきました。
こちらには効果がありそうです。
そしてハムシ。
吹きかけた直後は動きが悪くなりますが、その後復活して元気に歩き回っています。
残念ながらこのハムシには効かないようです。
どうやら牛乳スプレーは虫全般に効く、というわけではないようです。
デメリットも
牛乳スプレーをすると葉にも牛乳が白く残ってしまいます。
これが苗を枯らすことはなさそうですが、見栄えが悪い。
知らない人がこれを見たら確実に農薬を連想してしまうでしょう。
市民農園で農薬を多用するのはご法度ですのでちょっと誤解されそうです。
スプレーを水に入れ替えて吹き付けてみましたが、乾燥した牛乳は完全には落とせませんでした。
この白い固まりは雨に打たれてもまだ残っています。
いずれ消えるとは思うのですが、葉物の野菜を作るならちょっと使いたくないですね。
また私自身は確認できていないのですが、夏場に牛乳を使うと腐敗臭が発生するそうです。
分かりやすく言えば牛乳を拭いた雑巾の臭い。
もし牛乳スプレーを使うなら、乾く前に水で洗い流したほうが良いのかもしれません。
ただそうすると虫を完全には駆除できないでしょう。
うーん、使いドコロが難しいですね。