マルチを張るなら畝は台形ではなくカマボコ型の方が良い

雨上がりの畑を見ていて気付いたのですが、マルチングをするなら畝の形はカマボコ型のほうが良さそうです。

マルチは傘でもある

畝を台形にすると、マルチに落ちた雨水は低い場所を求めて流れだします。
もし、苗の周囲が低かった場合、周囲に落ちた雨水は全て苗に向かって流れるのです。
つまり苗の穴が排水口になってしまうのです。
そして排水口になった箇所は土が浸食されてさらに低くなっていきます。

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しかし、苗に向かって畝が高くなっているのなら、雨水はマルチの外側に向かって流れていきます。
マルチが傘になり、根が水浸しにならないのです。

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畝を台形にした場合、平面の僅かな歪みで苗が水浸しになる場所とマルチが雨避けになる場所ができてしまうのです。

マルチの効果には「地中の水分の調整」があります。主に晴天時の水分の蒸発を防ぐという意味で使われていますが、長雨や豪雨の際に傘になる効果も忘れてはいけません。

普通の雨なら特段問題はないのでしょうが、梅雨などで長雨があった場合は排水口に植えられた苗は根腐れの可能性が高くなります。
また根の周囲を流れる水の量が大きく変化するため、肥料の効き方も変わってくるのかもしれません。

できるだけ安全に、どの苗も同じように育てたいですよね。
であれば、畝の天面は少し湾曲させ、雨水はマルチの外側に流してあげるべきではないでしょうか。

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