最も恐れていた事態に。
白いホコリ?
今日は金曜日、今週は何かと忙しくベランダも市民農園も放置気味だったのですが、ふとベランダに目をやるとナニカがおかしい。
ピーマンの葉の上に白いホコリが散乱しています。
洗濯物に紙でも入っていたのかなとルーペで覗いてみると、、、
ホコリのような虫のような・・・、しかし突いても動きません。
何じゃコレ。
正体はアブラムシ
その周囲をよく見てみるといましたアブラムシです。
しかも大量に。
既にコロニー化しています。
花の中までみっちり。
白いホコリはアブラムシの抜け殻だったのです。
愕然。。。
解せないこといろいろ
このピーマンには1ヶ月前の5月17日にオルトランを散布しています。
浸透性で一度散布すると長期間効果が続くタイプの農薬です。
流石に秋には効果が落ちますが春のアブラムシ発生は抑え込めるはずでした。
それなのに葉の上で脱皮をするまで成長してコロニーを作っているのであれば、もう農薬としての効果は消えていることになります。
これいかに?
はじめにドカンと効くのは確認済みです。
しかしその後の効果の減衰が思いの外早いのかもしれません。
規定外になりますがもう一度散布すればきれいに駆除できると思います。
しかしそれをするなら実と花を全て落として切り戻しが必要になるでしょう。
ただし「既に病気をもらっていなければ」という条件が付きます。
負け濃厚なギャンブルですね。
あまり気が乗りません。
もう一つの疑問。
定期的に散布していたアーリーセーフ。
ヤシ油で包み込んで窒息させるタイプのゆるふわ系殺虫剤です。
正直なところ、忙しくて今週は散布していませんでした。
その隙間を突く絶妙なタイミングでアブラムシが飛来してきたということになります。
それにしても繁殖が早すぎる。
日曜日に水やりをした際には異常がなかったのですが。
アブラムシは分枝の分枝、つまり1/4に集中しています。
この枝に見落とし&駆除漏れがあったのかもしれません。
ここは地獄の釜の縁
この部屋は4階ではありますが、すぐ隣を一級河川が流れており川原が広がっています。
風が建物にぶつかると虫を巻き上げてベランダに放り込みます。
駆除しても虫は次から次へと供給されるため、ベランダでの無農薬栽培は無理と判断しています。
多いのはアブラムシやハダニ。
これらは悪いことに病気を持っています。
罹患すると節間が詰まり葉が萎縮して成長点が詰まります。
こうなると復活は不可能。
↓最終的にはこんな感じになります。
コロニーが出来ている枝は切り落としましたが手遅れかもしれません。
症状が出始めた時点でピーマンは撤収とします。
ナスにもアブラムシ。
やはりと言うか、隣のナスにもアブラムシが。
色が違いますね。
こちらは付いて間もないのかまばらです。
アーリーセーフで包んで強風に晒しておきました。
駆除できたかは明日確認してみます。
今年のベランダ菜園、早々に全滅しそうです。。