GWの雨と陽気で発生したニンニクのサビ病。
1週間前に延命処置を施しました。
その後はどうなったのでしょうか。
記録しておきましょう。
処置として行ったこと
収穫間近なので以下のような延命処置を施しました。
・カビ病のコロニーが出来ている葉をカット/廃棄
・土壌を乾燥させるため稲わらを取り去る
・液肥
このタイミングで農薬は使いたくなかったのです。
サビ病の状況
処置翌日はサビ病の進行が確認出来なかったので期待していたのですが、1週間経つとまたオレンジ色のコロニーが目につくようになりました。
1週間後がこちら。
右上にオレンジ色の斑点が。
ヒドイ箇所を拡大してみると、
残念ですが、葉を切り取る方法ではサビ病の進行を止めることは出来ないようです。
ただ、もう葉が枯れ始めていますので再度病気の葉を切り取り収穫に向かう予定です。
今思うと秋に薄っすらと斑点が出来ていたのでそのときに罹患していたのかもしれません。
冬を越して暖かくなったときに一気に発症したと。
土壌の殺菌が十分ではなかったのでしょうね。
今後の対策
来シーズンは畑の契約更新があるためニンニクは栽培できません。
再来年植え付けまでに「土壌の消毒」を重点に置いた土作りをしていきたいと思います。
具体的には苦土石灰を消石灰に切り替えようと考えています。
消石灰の消毒効果も十分と言えるものではありませんが、定期的に繰り返すことで良い方向に変化するのではないかと期待しています。
1週間ほど土壌殺菌の農薬として働き、その後石灰に変化する石灰窒素という荒業もあったりします。
ただ、土壌殺菌の他に
・吸い込むとお酒に弱くなるため散布当日の飲酒不可
・悪臭で動物を畑から追い出す効果もある
という補足があるので、市民農園での使用はおそらく不許可でしょう。
もう少し調査はしてみますが。