実験株のトウガラシ/ピーマン、ハダニ対策のコロマイトは効いたのか?

ハダニと思われる強烈な葉の萎縮が発生している7月播種8月定植の実験株ですが、対策としてコロマイトを散布しました。
↓こんな萎縮が発生していました。

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さて、コロマイトの効果はあったのでしょうか?
状況を確認しておきましょう。

やはり万願寺トウガラシ同様に、コロマイトの効果はしっかり出ています。

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萎縮した葉の上に新芽が出てきました。
生長点が詰まることなく乗り切ってくれたようです。

新芽にも若干萎縮が残っていますが、万願寺同様にこの程度であれば順調に成長をしてくれるでしょう。

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ほっと一安心です。

ただし、ハダニの被害にあわなかった株と比べると10cm程度小さく、夏植え栽培としては時間的ダメージが大きいですね。
被害がなかった株はすでに実をつけていますので出遅れは否定できません。

これが別の場所に同日定植した実験株の耐病性品種ピーマン「京ひかり」です。

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良い形のピーマンができています。

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とても順調ですね。

これから1週間の天気予報はすべて曇りときどき雨です。
台風16号も来ています。
取り巻く状況は良くはないですが、ハダニの被害を受けた株も何とか挽回してほしいものです。