生育不良で撤収予定だったジョロキア。
まだ寒い時期に定植してしまったことが失敗の発端でしたが、暖かくなってからも一向に育ちませんでした。
結局定植から1ヶ月半経っても15cm程度。
予備苗が育ち、一番花が咲いてしまいましたので撤収します。
ジョロキア撤収
先日撤収したハバネロ・レッドはネキリムシらしき被害を受けていました。
↑この通り、根がなくなっていたため、茎を引っ張るとスルッと抜けたのです。
今回も引っ張ってみましょう。
半分だけ浮き上がります。
周囲にスコップを入れて抜くと長い根が出てきました。
根はありますね。
でも、よく見るとヒゲ根が・・・ない!?
ヤツがいた!
苗植え替えのために周囲の土を掘り出すと、何か動くものが。
でました!
コガネムシの幼虫です。
「ネキリムシ」とはヤガの幼虫をさす場合が多いですが、根を食べる虫の総称としても使われています。
私が利用している市民農園ではこのコガネムシの幼虫の被害が多いため、これをネキリムシと呼んでいるようです。
ジョロキアの生育がピッタリ止まってしまったのも、根の食害によるものでしょう。
マリーゴールドも撤収
先日撤収したハバネロ・レッドの跡地にはネキリムシがいる可能性が高いため、マリーゴールドの苗を仮定植して様子をみていました。
マリーゴールド自体は何の問題も無く元気に育っています。
可哀想ではありますがこちらも抜いてみましょう。
マリーゴールドの根はしっかり広がっています。
しかし、周囲を掘ってみると・・・!?
やっぱりいましたコガネムシの幼虫!
どうやらこの畑にはコガネムシの幼虫が相当数いるようです。
現在多発している「苗の生育が止まっている症状」、そして「突然具合が悪くなる症状」の原因はこのネキリムシ(コガネムシの幼虫)の仕業と断定して良さそうです。
さてどうしたもんだ。
土の中の虫ですので手作業で駆除することはできません。
覚悟を決めて農薬に頼るしかありませんね。