玉ねぎ収穫後の酸度(pH)値を測定してみたら驚いた話

シンワ土壌酸度計

雨が降って畑に入れないので数日前のネタを。

前々から欲しかった土壌酸度計(pH測定器)、とうとう入手しました。
「土作りはまず石灰を」と言われてはいますが、土壌の質で石灰の量も違うはず。
どの程度撒くのが正解なのか、pH値はどのように変化するのか知りたいですよね。

まずは収穫後の土壌をチェックしてみましょう。

シンワ土壌酸度計

購入したのはコレ。
シンワの「土壌酸度(pH)計 A」です。

シンワ土壌酸度計

測定直前に電極の酸化膜を剥く必要があるため#1000のサンドペーパーも用意しました。

実測

測定した場所はこちら、右下の超極早生玉ねぎを収穫した畝です。

土壌の酸度(pH)値測定

最後に苦土石灰を撒いたのは10月です。
そしてマルチをしていたので水が流れた量にムラが、つまり酸性度にもムラがあるはずです。
それを考慮して場所を変えつつ10箇所測定しました。

その結果は・・・、

4.5/4.8/5.1/4.6/5.1/5.0/5.3/5.2/.5.4/4.5

中性は7.0、夏野菜は5.5から6.5が適正と言われていますが、
平均値はは4.95、最高値は5.4で最低はなんと4.5!強酸性です。

土壌の酸度(pH)値測定

思いっきり酸性に振れていましたね。。。
この土地では半年放置すると酸性度は5.0付近まで進むということがわかりました。

もしこのまま夏野菜を植えたらまともに育たなかったでしょう。
そして玉ねぎはこの酸性方向に大きく振れた土壌で成長期収穫期を迎えたことになります。
追肥の際に石灰も少量撒いておくのが正解だったのかもしれませんね。

粘土質の土壌ですので「石灰も流れ出しにくいはず」と考えて教本の指示より少なめに仕込んでいたのですが全くの見当違いだったようです。
水分が土壌に染み込みにくくても地表から溢れて流れ出しているということでしょうか。

とすると、いままで病気がちだったのは土壌が酸性方向に振れすぎていたからかもしれませんね。

現在苦土石灰を撒いて耕し雨にさらしています。
数日後にはその結果が測定できると思います。
その結果もお楽しみに!

この土壌酸度計、送料込みで3000円ちょっとと非常に安価。
レビューも良い評価が集まっていますね。
私も強くオススメします。
ぜひぜひ。

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