石灰散布後のpH値測定

石灰散布後のpH値測定

3日前に苦土石灰を撒き耕しましたが、その後酸性度(pH値)は改善したのでしょうか。
確認してみましょう。

苦土石灰散布前のpH値

散布前のpH値をおさらいしておきましょう。

まず目標とする値は

中性は7.0、夏野菜は5.5から6.5が適正

これに対して苦土石灰散布前の測定値は

4.5から5.4、平均値はは4.95

土壌は酸性方向に大きく外れていたということです。

この値を踏まえて今日の測定値を見ていきましょう。

石灰散布後のpH値は?

今日の畑はこんな感じ。
結構な量の雨が降ったおかげでまだ湿っています。

石灰散布後のpH値測定

それでは測定してみましょう。
端子を紙やすりで磨いてからブスリ。

石灰散布後のpH値測定

今回も10箇所測定します。

5.5/5.3/5.1/5.4/5.1/5.2/5.2/5.2/5.3/5.4

pH値は5.1から5.5、平均値は5.27という結果でした。

何度も耕したからでしょうか値のバラツキは少なくなっています。
ただpH値は若干改善したもののまだ酸性に外れています。

コレは一体。。

どういうことか

いやー、酸性に大きく外れていることを踏まえて多めに苦土石灰を撒いたつもりなのですが、、、予想外にpH値は動きませんでした。
平均値が0.3程度しか改善していませんので前回撒いた量の3~4倍必要だったということになります。

ちょっと信じがたい結果になりましたが、酸性土壌に強いジャガイモやさつまいもがよく育つことから間違いとも言い切れません。
3年の間、石灰が足りていない土作りを繰り返したため酸性方向の限界pH値に底付きをしているのかもしれませんね。

ただ石灰散布後土壌が落ち着くまで1週間かかると言われていますので、数日後もう一度確認してみます。
次回も同じような測定値が出たのなら確定ですね。

●2019/05/05追記
後日の測定でpH値が変化しました
苦土石灰散布1週間でようやくpH値が変化した

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