はじめての土づくり④:畝を作りマルチを張ろう

用意した資材を市民農園へ運び、早速はじめましょう。

溝施肥をしよう

1週間前に苦土石灰を撒いて耕した畑です。

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まず、溝施肥で堆肥と肥料を仕込みます。

メジャーで畝のサイズを仮決めします。
四隅に割り箸を刺し畦を踏み固めておくと作業がしやすくなります。
割り箸に糸を張るとなお良いとのことですが今回はパス。

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ザクザクと溝を掘っていきます。

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指南書では幅10cm深さ20cmの溝という指示ですが、道具がスコップしかありませんので幅20cmに変更します。

掻きだした土は畝の形が崩れないように少し遠くへ置かないといけません。
せっかく耕して柔らかくなった土を踏みつけないように、畦だけを踏んでの作業となります。これが結構な重労働。

溝を掘りあげたら堆肥と肥料を撒きます。

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畝1本につき以下の分量です。

完熟牛糞堆肥:40リットル袋の半分(8kg)
化成肥料(8-8-8):300g
熔リン:100g

撒いたら元通りに埋め直します。
これを今回は3本作りました。

はい溝施肥完成です。

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表面が凸凹してしまいましたので、これを整えて畝を作りましょう。

畝を作ろう

畝の周囲「畦」を掘り、形を整えていきます。

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掘り出した土は後で使いますので、畝の上に乗せずに別の場所に避けておきましょう。

表面の凸凹はパイプのような棒でなぞると綺麗になるのですが、やろうと思えばスコップの柄でも可能です。

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まだ少々歪んでいるのが気になりますが、日が暮れそうなので畝作りはここまで。

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次はマルチです。

マルチを張ろう

マルチは端を土や石で抑え、コロコロ転がして広げていきます。

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縁を畦の周囲のくぼみに落とし、先ほど避けておいた土をかぶせます。さらに畦をしっかり踏み固めて、マルチ完成です!
少々歪んでいますが、はじめてにしては上出来ではないでしょうか。

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今日の作業は4時間強と予想以上に時間がかかりました。

これで土づくりは完了です!
お疲れ様でした。

今回の反省点

いろいろと問題がありましたのでまとめておきましょう。

1)資材の搬入で一苦労

肥料や堆肥、道具を合計すると50kg程度になったのではないでしょうか。この資材を持って畑まで1km歩くのはとてもではないですが不可能です。
私が借りている市民農園は住宅地の中にあるので駐車場がありません。このため車で乗り付けての作業は禁止されています。
しかたがないので、おんぼろバイクの荷台に括りつけて何往復もしながら運び込みました。

余った肥料の持ち帰りも大変。
畑に資材スペースを作って置いたほうが良かったですかね。

畑は高齢の方が多いようですが、皆さんどうやっているのでしょうか?
今度聞いてみましょう。

2)畝の設計にはゆとりが必要

しっかり畝と畦の寸法を決めてから作業を始めたのですが、実際にやってみると足を置く畦が狭すぎでした。畦の幅は15~20cmですのでギリギリ靴の横幅しかありません。つまり、足を向ける方向が前と後ろしかないので、体を無理やりひねりながらの作業を強いられるのです。おかげでふとももがパンパンです。
畦は通路だけではなく作業のエリアでもあるんですね。その認識が不足していました。

3本の畝は真ん中で切って3×2の6本にしておいたほうが良かったのかもしれません。

3)やっぱり鍬(くわ)は必要だった。

「溝を掘って埋め直す」という作業は予想以上に重労働で、なおかつ時間もかかりました。
今回は幅20cmのスコップで溝を掘りましたが、幅10cmの鍬があれば掘り出す土の量は半分になります。実は鍬なら必要な労力が半分だったということです。

また幅60cmの畝に幅20cmの溝を掘ったために残った壁が薄く、畦を強く踏むと溝が崩れてしまいます。

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やっぱり鍬は用意をしておけばよかったなと反省。

次の作業は1週間後、苗を植えます。
今回はスタートが出遅れてしまったため、種から育てるには時期が遅過ぎのようです。
このため苗は購入する予定です。

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