5月だというのに30℃を超える異例の真夏日。
こりゃイカンとサツマイモの挿し穂と遅植えのジャガイモに日よけを設置しました。
さて地温はどの程度さがったのでしょうか?
測定してみましょう。
地温測定
なお天気予報では32℃、畑で胸の高さで実測34.5℃
かすかに霞んでいますがほぼ快晴。
ただ5m/s程度の風が吹いているためうだるような暑さではありません。
日よけなし
もうカッサカサ。
表土から深さ2cmを狙ってブスリ。
45.7℃です。
風がなければ50℃に達したのではないでしょうか。
影を作る葉が少ない若苗にこの温度は厳しすぎます。
不織布(ダイソー)
直射日光は弱められていますがくっきり影ができる程度の透け具合。
昨日水やりをしましたが表土は既に乾いています。
37.3℃です。
「ジャガイモの生育温度が10℃から25℃まで」が気温なら、地温で37.3℃はちょっと限界超えているかもしれませんね。
ただ現状ではへたっている様子もありません。
真夏日も今日までですので大丈夫でしょう。
遮光シート(ダイソー)
ビニール製の網目のため日光を完全に遮断するものではありません。
木漏れ日程度に光が透けています。
こちらは土が乾燥していません。
29.5℃です。
影が落ちるだけの日光が透けていますが地温は45℃から30℃と大幅に下がっています。
真夏に定植するならこのくらいが良いのかもしれません。
まとめ
日よけなし:45.7℃
不織布:37.3℃
遮光シート:29.5℃
という結果になりました。
思いの外、不織布が程よい遮光になるようです。
猛暑の日照り対策として不織布を張るのもアリですね。
ただし不織布は水を弾く点に注意が必要です。
今回のような平面的な張り方では雨が溜まり日よけが崩壊します。
遅植えのジャガイモは収穫が梅雨明け頃になるため、今回の結果は雨と直射日光の調整に活用できそうです。
良い学びになりました。