収穫が終わったニンニクですが、その畑の脇でとある実験をしていました。
ニンニクを12月にも植え付けてみたのです。
余り球種が出てきたので植えてみたという話なんですけどね。
実験結果
生育状況はこんな感じ。
まず茎は1cmにも満たない細いまま。
花茎は伸びずに枯れ始めています。
十分な生育が出来ず、収穫は悲しい結果となりました。
収穫(?)はこんな感じに。
後処理をすると更に小さく。
はたして植え付け前から大きくなったのか怪しいサイズです。
ただそれはそれ、美味しそうです
豚バラとオイスターソースで炒めてみるとアラ美味しい。
やるじゃない。
ニンニクの茎は芽と異なり、ゴリンゴリンという歯ごたえが堪りません。
「にんにくネギ」と命名したくなる美味しさです。
ニンニク収穫の際には是非是非。
年越しのサビ病は強烈?
実験をしていて気がついたことを少し。
この12月ニンニク、なぜかサビ病の程度は軽いものでした。
すぐとなりにサビ病のニンニクがあっても、です。
これは秋に罹患してないからではないでしょうか。
秋に罹患 → 冬に潜伏拡散 → 春に大爆発
つまりサビ病などカビ系の病気は秋に罹患しないことが大切なのだと思います。
秋に病気の傾向が確認できたらたとえ改善しても農薬or処分の判断をすべきなのでしょう。
軽いノリで始めた実験でしたが思いがけない気付きがありました。
実は小さいですがこれも大切な収穫です。
まあ、12月に植えて芽が出たこと自体が驚きだったのですがね。