葉に強烈な萎縮を起こしている畑の万願寺トウガラシですが、撤収する前に一つ確認をしてみましょう。
萎縮している葉を枝ごと全て落としました。
これが、
こうなりました。
花やつぼみもバッサリと。
確認したい課題は2つ
①原因は病気か、それとも虫の食害か
葉の中心の葉脈「主脈」がうねるということは、葉を構成する部位の生長速度が揃っていないということです。
細い側脈でナニカが詰まっているのでしょう。
そのことからも細菌性の病気だと推測していますが確証は持てません。
いろいろ調べてみたのですが、ここまで強い萎縮を起こした事例が見当たらないのです。
病気ならこれから生えてくる新芽も同様の萎縮を起こすはずです。
もしくは新芽は葉脈が細いので詰まって全く生えてこないかもしれません。
しかし害虫なら駆除すれば綺麗な新芽が出てくるでしょう。
これからどんな新芽が出てくるのかを確認します。
②実への影響はあるのか
既に小さい実ができていますが、今のところ問題ないように見えます。
花も綺麗な形をしており異常は見当たりません。
これだけ葉に強烈な萎縮が起きているのですから逆に不可解です。
今回の剪定で新芽を全て落としたので、行き場を失った養分は実に集中することになり、早く肥大化します。
見が大きくなったらどんな症状が出てくるのかを確認します。
これらの確認は数日で終わりますので、その後撤収です。
ネキリムシで撤収した1代目万願寺に続き、2代目万願寺もダメでした。
万願寺とは縁がないですね。