市民農園の畑は作付計画をミスしてしまったためにデッドスペースがあります。
隣に通路があるのに畦は必要ないだろということです。
この辺り。
せっかくなのでこの場所で葉物野菜を育てます。
今回播種する辛味ダイコン、実はベランダでテスト播種をしています。
何日に発芽するのか、どのような苗がどのように育つのかということを知らないからです。
ところがどうしてなかなかうまくいきません。
どんどん徒長してしまうのです。
こんな感じにびろーんと。
徒長の原因は
日当たり不足
水分過多
株の過密
高温
などがありますが、この辛味大根の場合は水分過多が主原因のようです。
他の品種と同じように水をやるとこの辛味大根だけが徒長するのです。
アブラナ科は発芽後に乾燥気味にしないといけなかったようですね。
一度徒長してしまうといくら土寄せをしてもダメ。さらに伸びるし、風で簡単に折れてしまいます。
水が掛からないように隔離し、乾燥気味に育てることでなんとか安定するようになりました。
さて畑の話。
この土、猛烈に乾燥しやすいようです。
耕して水をたっぷりやっても、二日後にはサラサラの砂です。
10cm掘っても水分はありません。
辛味大根の生育には乾燥気味が適していると言っても、ちょっとこれは乾きすぎです。
取り急ぎ播種して鳥に突かれないように不織布を被せておきましたが、毎日畑に水やりができない身ですので、このままではいけません。
この場所にも保湿のためのマルチが必要なようです。
順番が逆になりますが次回畑に行った際にマルチをかぶせましょう。
それぞれに水の量/日当たり/肥料などの癖があり、野菜づくりもなかなか難儀ですね。