とうとうベランダのトウガラシも具合が悪くなってきました。
新芽が茶色く変色して落葉しています。
原因はダニか
原因を考えてみました。
まず新品の培養土のため土壌伝染の病気ではないでしょう。
オルトランをつかっているためかアブラムシも発生していません。
虫による病気の感染でもないようです。
そしてハサミなどで手入れをしていない小さな苗にも症状がでているため、作業での感染拡大ではなく、自ら感染範囲を広げることが出来る病害虫ということです。
そして若葉とつぼみが落ち、それ以外の葉は正常という症状はチャノホコリダニによく似ています。
そう考えると原因はチャノホコリダニ、もしくはダニの一種と考えたほうが良さそうです。
ある苗から徐々に症状が広がっていったので、おそらく買ってきた苗にダニがついていたのでしょう。
コロマイト乳剤を使ってみよう
ダニにも効くと言われているヤシ油系のカダンセーフやアーリーセーフを2週間ほど毎日散布しましたが、拡散を止めることが出来ませんでした。
よく使われる農薬に抵抗性を持ったダニもいるようなので、もう1段踏み込んでダニ用殺虫剤「コロマイト乳剤」を使ってみます。
ヤシ油系のように毎日使える農薬ではなく、総利用回数は2回以内です。
うまくダニが駆逐できれば新しく出てくる新芽は綺麗になるはずです。
2週間ほど様子見でしょうか。
やられたのは新芽だけですので、既に大きく育ちたくさんの実をつけている株には大した影響はないでしょう。
しかし、まだ始めの分岐もしていない小さい苗がやられてしまったのはイタイです。
普段摘んでしまう脇芽で育てるしかないのでしょう。
そして新芽を出すだけの余力が残っているかどうか・・・。
さてどうなりますか。